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細野義貴です。
今日は、セッターに必要なことについて述べます。
前回、セッターに必要なことはまず、アタッカーが打ちやすい位置を覚えてそこに正確にトスを送ることと述べました。
それは最低条件。
それに加えて、セッターには大事な役割があります。
それは、誰にトスを上げるかを選択することです。
バレーボールは相手があるスポーツです。
ということは自分のチームのことだけではなく、相手のことも気にしなければなりません。
具体的には、相手のブロッカーの高さを事前に確認しておき、味方のアタッカーとのマッチアップを考えます。
相手のブロッカーが高いのにわざわざそこに上げる必要はなく、そのブロッカーを避けてトスを上げるとか、絶対的な決定力のあるアタッカーが前衛にいないときなどはトスを色々なところに上げてブロッカーの付く相手の的を絞らせないとか、いかに得点しやすいところにトスを上げるかということを臨機応変に考えなくてはいけません。
これは、実際のゲーム(紅白戦含む)でこのことを意識しておいて色々試行錯誤して練習するしかないです。
そうすることで、失敗もあるだろうし気付くことがあると思います。
セッターはチームの頭脳なので、頭が良くなければ務まりません。
その分やり甲斐もあります。
そのやり甲斐を楽しんで日々精進して欲しいです。
頑張って下さい。
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